ピタゴラスイッチ ♪
たとえば公開質問状とか、フリペ「もの申す」とか、一つ一つは全体の動きから見ればほんのちょっとしたことで、重さの足りないイビツなビー玉のような感じのものかもしれない。
そんなもの投げて、と思う人がいるのも当然のこと。
でも、ビー玉投げたらなんかに当たって、あれが動いて、それがここにぶつかって、重さの足りないイビツな動きがカンコンゴロゴロストンコロコロ……
ぶつかりあったり、削れたり、落ちちゃったり、曲がったり、でもなんだかまっすぐ行ったり、広がったり。
そのピタゴラスイッチの初期のコロコロを、わりと近くで見物できたのは、バイトの特権かも。
どうなるんだろ、あれ? うわあ!
みんなの目に見える形になったのは、「春の集い」という、まあいうなれば同窓会的な、あつまり。
あくまで「的な」アバウトさが学院らしいというか、ピタゴラスイッチというか、最初から大々的に、なにかを網羅して、とかではなく、声が届く範囲で、できるところから、集まった人でとりあえず楽しむ、会。
今回声がかけられなかった人、集まれなかった人は、次回があれば次回にね。
次回がないけど集まりたいならその人たちがまたやればよい。
そして、みんなの目に見えないところで、一番ちいさくてきれいなビー玉が転がっているのも、私はちょっと目の端で見ている。
そのことは、ここでは書けない。
それは妖精や小人に対するお作法でしょう?
ただ、見えていないから何もないわけじゃないって伝えたかっただけ。
一つだけ書くと、私はやっぱり、学院たのしい。